香港を彩るジャンボフレイター達 – Boeing 747 Freighter at HKG
7/24~25の日程で香港遠征に行ってきました。
香港と言えば世界各国のフレイタージャンボが集まる空港として有名です。
今回はそんな“香港を彩るジャンボフレイター達”と題して特集を組もうと思います。
まずは地元のキャセイカーゴからご紹介していきます。
さすがベース空港だけあって沢山飛んでくるキャセイカーゴ。
PAX型は残念ながら昨年退役してしまいましたが、カーゴでは-8F、-400ERFともに現役です。
Cathay Pacific Cargo Boeing 747-467ERF B-LIA at Hong Kong International Airport
Cathay Pacific Cargo Boeing 747-867F B-LJL at Hong Kong International Airport
続いては2番目に多く見かけた気がするポーラーエアカーゴ。
ANC行が多かった影響か、山バックに低い上がりを何度も見せてくれました。
Polar Air Cargo Boeing 747-46NF N452PA at Hong Kong International Airport
Polar Air Cargo Boieng 747-87UF N857GT at Hong Kong International Airport
続いてはUPS。いつも香港発の便が深夜に自宅上空付近を飛んでいる気がします。
そのイメージとは裏腹に台北行など近距離便が多く、高い上がりなどでまり撮影機会には恵まれませんでした。
UPS Boeing 747-44AF N576UP at Hong Kong International Airport
初日の終盤にANCへ向けて離陸したシンガポールカーゴのジャンボ。
残念ながら機体に陽は当たらず。後ろだけ光が当たるという飛行機写真としてはおいしくない結果になりました。
Singapore Airlines Cargo Boeing 747-412F 9V-SFN at Hong Kong International Airport
最近TNT便で運航されているASL Airlines Belgiumのカーゴジャンボ。
TNTフルカラーで運航されることも多い同便ですが、この日はホワイトベースのASLロゴ入りでした。
ASL Airlines Belgium Boieng 747-4B5F OE-IFD at Hong Kong International Airport
元々はあまり日本に飛来することのなかったナショナルエアラインズ。
この日は名古屋へと飛んでいきました。思えば2年前の初香港でもナショナルは名古屋に飛んでいきました。
National Airlines Boeing 747-428BCF N952CA at Hong Kong Intenational Airport
2年前レーダーで見つけた時は、不思議な感覚でした。怪しいジャンボとはまさにこのことですね。
定期的に飛来しているAerotrancecargoの747-400BCFです。
Aerotarancecargo Boeing 747-409BCF ER-BAM at Hong Kong International Airport
香港では比較的馴染み深いはずのカーゴルクスですが、今回の遠征では1機しか出会いませんでした。
しかもその1機は、LX-VCMで特別塗装でした。前日のディレイもあり、すぐ折り返しで上がってったのはラッキーでした。
Cargolux Boeing 747-8R7F LX-VCM at Hong Kong International Airport
続いては、この遠征で最も低い上がりを見せたエアカーゴブリッジ。
おそらくカーゴ満載だったのでしょう。ビル群や山をかすめる姿は刺激的でした。
Air Bridge Cargo Boeing 747-867F VQ-BVR at Hong Kong International Airport
最後にご紹介するのは、個人的に撮りたかった1機です。
エミレーツスカイカーゴのジャンボは日本ではまずお目にかかれない1機です。両日とも夕方でしたが、2日目は出発前のロビーで撮影できました。
Emirates Boeing 747-4HAERF OO-THD at Hong Kong International Airport
この他にも香港では、カリッタエア・NCA・シルクウェイ・EVA・チャイナエアラインなどのカーゴも見ることができます。
香港国際空港では、当日翌日の旅客、貨物便のタイムスケジュールを出しているので便利です。
しかし貨物便は遅延が当たり前とも言えるくらいなので参考程度にすると良いでしょう。
こうしてみるとまだまだジャンボは現役ということを実感できます。
しかし世界各国から退役が進むのも事実です。日本では味わうことのできないジャンボ祭を香港で見ることができて良かったです。