大阪国際空港撮影ガイド
大阪市街地から最も近い空港として、東京路線を中心に関西の拠点となる大阪国際空港。
現在では、関西国際空港ができたため、定期国際線はありませんが、かつては関西の玄関でもありました。
空港は市街地ということもあり、多数の撮影ポイントが点在します。
有名な千里川土手をはじめ、飛行機までの距離では、日本一と言えるでしょう。
空港情報
- 滑走路
32L/14R (3,000m) , 32R/14L (1,828m)
撮影ポイントマップ
①ターミナル展望デッキ
大阪国際空港の展望デッキは、「ラ・ソーラ」という名前が付けられている全長400mの広い展望デッキです。
ウッドデッキ調の展望デッキは、落ち着く空間にもなっています。
しかし伊丹の撮影ポイントの中では最も利用する機会が少ないポイントになるかもしれません。
午前のみ順光で、滑走路上までの距離は結構大きく、環境的には他空港の展望デッキと変わりません。
概要
- 大阪国際空港ターミナルビル 4F
- 入場無料
- 開場時間 6:00~22:00(最終入場時間 21:30)
- 年中無休
②千里川土手
飛行機撮影で最も有名な撮影ポイントの一つとして知られる「千里川土手」
着陸寸前の航空機が頭上を低空で通過するポイントとして有名です。
機体までの距離は近いものの、アプローチシーンから頭上通過、タッチダウンまで狙うことができるため、レンズ選択は広角から望遠まで自由です。
光線状態も午前と午後、両方対応できるため、長時間の撮影にも適した撮影ポイントです。
残念ながら駐車場はなく、近くのコインパーキングに止める手段しかないのが難点です。
概要
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- 大阪府豊中市原田中2丁目
③伊丹スカイパーク
4発機が飛来禁止となった2006年の7月に一部オープンし、2008年に全面オープンした「伊丹スカイパーク」。
敷地は、空港ターミナルの向かい側で、午後順光の撮影ポイントとなります。
ここでは、目の前を離着陸する機体を南北自由に移動しながら撮影できることが魅力です。
駐車場も北、中央、南に3カ所あり、合計約350台止めることが可能です。
こちらでも広角から望遠まで様々な構図を試すことができます。
概要
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- 兵庫県伊丹市森本7丁目1−1
- 入場無料
- 7:00~21:00(4~10月の土日・祝日)
9:00~21:00(4~10月の平日・11~3月の全日)
※駐車場入庫は20:30まで - 年中無休
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④スカイランドHARADA
伊丹スカイパークの南駐車場に隣接する「スカイランドHARADA」。
伊丹スカイパークが完成する前からあるポイントとして非常に有名です。
駐車場も完備し、駐車場からも撮影可能です。
下水道処理施設であるスカイランドHARADAは、施設の屋上に広場があり、
そこからの撮影が一般的です。滑走路を見下ろす形になっており、タッチダウンポイントの真横で撮影が可能です。
概要
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- 大阪府豊中市原田西町3
- 入場無料
- 9時~17時 ※駐車場は、7時~19時
- 毎週木曜日(ただし、その日が休日のときは翌日以降の土曜、日曜、休日に当たらない日) および12月27日から翌年の1月5日まで ※駐車場は、木曜日もご利用になれます。
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⑤猪名川土手
伊丹空港の中では比較的マイナーな撮影ポイントである「猪名川土手」。
他の撮影ポイントに比べてアクセスも悪く、撮影できる構図も限定されるからと思われます。
主なターゲットとしては、比較的滑走を長く使う大型機のリフトアップを正面から狙うことです。
14使用時を除いて、広角レンズの使用は望ましくなく、基本的に望遠レンズを使用することになると思います。