新千歳空港撮影ガイド
北の玄関口「新千歳空港」。北海道を代表する空港として数多くの定期便が存在します。
冬場は日本の大空港としては唯一の積雪を常時観測する空港でもあります。
大雪時は除雪作業なども運航の合間に行われるため、オペレーションが複雑な空港です。
撮影ポイントは空港周辺に点在します。
代表的な「生コンポイント」を始め、様々撮影ポイントで撮影することができます。
空港情報
- 滑走路
01L/19R (3,000m) , 01R/19L (3,0000m)
撮影ポイントマップ
①ターミナル展望デッキ
新千歳空港の展望デッキは、ターミナルビル4階からフードコート脇より入場することができます。
残念ながら冬季は、積雪の影響で閉鎖されています。
撮影環境としては、他の空港とあまり変わらないワイヤー方式と高さです。午後順光。
01と19どちらの運用でも撮影可能ですが、19の場合は着陸、01の場合は離陸がメインになります。
概要
- 新千歳空港ターミナルビル 4F
- 入場無料
- 営業期間 4月1日~11月30日
- 開場時間 8:00~20:00
- 年中無休
②生コンポイント
新千歳空港を代表する撮影ポイントである「生コンポイント」。
ここからは午前順光で01/19を離着陸する機体を撮影可能です。
天候が良い日には、正面に樽前山が姿を見せ、情景写真として美しい作品に仕上がります。
場所は千歳モーターランドのすぐ側です。最近までは最寄り駅として「美々駅」という無人駅がありましたが、
利用者低迷を原因に廃止され、徒歩でこのポイントに辿り着くことは不可能になりました。
タクシーで空港から向かう場合は、「千歳モーターランド方面」と話すと伝わりやすいです。
概要
- 北海道千歳市美々
③A10ポイント
こちらも「生コンポイント」に次いで有名撮影ポイントである「A10ポイント」。午後順光。
名の通りA10の目の前であり、誘導路をタキシングしてくる機体を747で35mm換算真横30mm程度で撮影することができます。
冬場は積雪状況により、車をポイントのすぐ近くまで入ることができず、森の入口から20~30分程度歩く必要があります。
実際に2017年1月は、積雪が多く、徒歩での進入のみ可能でした。
概要
- 北海道苫小牧市美沢
- A10ポイントを印した地図から一直線に伸びる色の変わった木と県道130号線が重なる場所が入口
④ACIUドッグランパーキング
ドッグランの駐車場として運営している場所ですが、看板に撮影OKと大きく書いてあるのが目印になります。
駐車料金さえ払えば1日何度でも出入りでき、撮影も可能です。午前順光。
写真の通り、お立ち台のようなものも存在し、撮影することができます。
冬場はフェンス沿いに雪が盛られるため、固まっている場所は撮影可能です。
固まっていない場所へ足を踏み入れると、雪が柔らかく埋もれてしまう可能性があるため注意が必要です。
概要
- 北海道千歳市美々1292-1297
- 1日600円(駐車料金)
- 7:30~20:00
- 不定休
- http://aciu-dog.jp/parking/
⑤国際線ターミナル3F
国際線ターミナルの出発階である3Fの隅に、ガラス張りですが撮影可能な場所があります。
ここからは誘導路を走行する国際線機材の撮影に適しています。
しかしスポッティングショット的には、障害物が多すぎていまいちな撮影ポイントになります。
主な目的は、トンネル上を通る機体を撮ることになります。
概要
- 新千歳空港国際線ターミナルビル 3F
- 入場無料
- ターミナル営業時間に基づく
- 年中無休