アムステルダムで観る退役間近 – KLM Cityhopper Fokker 70
2017年10月28日をもって退役予定のKLM Cityhopper所属のFokker 70。
全世界を見てもフォッカーシリーズが現役で運航されているのは珍しいです。
KLM Cityhopperでは、初のFokker 70(PH-KZA)※1を1996年2月に初導入以来、13機のFokker100と27機のFokker70を導入しました。
現在KLM CityhopperではFokker70を7機保有していますが、いずれも10月28日に完全退役する予定です。
今回筆者は退役間近のFokker70に搭乗することができました。
搭乗したのはKL1765便アムステルダム発フランクフルト行。
フライトタイムは1時間ほど。短距離フライトを中心に飛行しているFokker70ですが、FRA-AMSの様な大空港間にも使用されます。
筆者が搭乗した機体は2002年導入のPH-KZP。
2-3の座席配置で1列目から5列目までがヨーロッパビジネスクラスとして指定されていますが、
6列目のみに指定されているエコノミーコンフォートと座席タイプは全く同じの様でした。
運航中はカーテンで仕切られ、サービスで差別化を図っている様です。
筆者はエンジン横の16Aを指定しましたが、独特のエンジン音を楽しめるオススメの席です。
およそ1時間のフライト後、フランクフルト空港に到着。
バス移動のため、ランプ撮影が可能なのも小型機の魅力です。
Fokker70のコックピット。世代的には747-400や777-200周辺になるため、近代化が進んだコックピットです。
KLM Cityhopper Fokker70 10/28のラストフライトスケジュール
アムステルダム – アバディーン KL1441/1442
アムステルダム – バーゼル KL1984, KL1989/1990
アムステルダム – ビルン KL1345/1346
アムステルダム – ブリュッセル KL1731/1732
アムステルダム – カーディフ KL1059/1060
アムステルダム – ダラム KL1530, KL1533/1534
アムステルダム – デュッセルドルフ KL1852, KL1857/1858, KL1861/1862
アムステルダム – フランクフルト KL1767/1768
アムステルダム – ハノーバー KL1909/1910, KL1911/1912
アムステルダム – ハンバーサイド KL1486, KL1489/1490
アムステルダム – ルクセンブルク KL1745/1746
アムステルダム – ノリッチ KL1502, KL1511/1512
アムステルダム – シュツットガルト KL1869/1870
2017年9月2日現在現役のFokker70機体一覧
PH-KZL
PH-KZP
PH-KZS
PH-KZU Anthony Fokker Livery
PH-KZM
PH-KZB
PH-KZI