KLMオランダ航空 セント・マーチンへ救援便として747-400Mを運航
KLMオランダ航空は2017年9月16日、ハリケーンで大きな被害を受けたセント・マーチン島へ救援隊と救援物資輸送のために747-400Mを使用し2便のフライトを運航しました。セント・マーチン島にあるプリンセスジュリアナ国際空港は、ハリケーンで大きな被害を受け、KLM便に関しては9月30日まで予約不能となっています。
今回運航計画されたのはベアトリクス国際空港(アルバ)-プリンセスジュリアナ国際空港(セント・マーチン)を往復するKL728便と、ハト国際空港(キュラソー)-プリンセス・ジュリアナ空港(セント・マーチン)-ベアトリクス国際空港(アルバ)を結ぶKL727便でした。どちらも747-400M型機での運航予定でしたが、実際に運航が確認できているのはKL727便のみです。
KL727便はBoieng 747-406(M) PH-BFT(City of Tokyo)が使用され、2016年10月28日のKLM 747-400 SXM最終便を運航して以来、およそ1年ぶりの飛来となりました。また、プリンセス・ジュリアナ国際空港に新塗装の747-400が飛来するのは初めてのことで、747-400就航時代はフルパッセンジャー型のみ使用されていたためです。
セント・マーチン島は有名なマホビーチをはじめ、飛行機に非常に近寄れる空港として観光客を中心に人気を集めていました。今回ハリケーンにより島は壊滅的な被害を受け、救援便運航が決まった模様です。
KLMは10月1日からアムステルダム・スキポール空港-プリンセス・ジュリアナ国際空港の予約受付を再開しています。